こんにちは。

もう、半袖姿で外を歩くには、
ちょっと肌寒くなってきました。
皆さんの身体、
気候に追いついていっていますか?

さて、先日の10月6日(土)に
新宿代々木市民測定所では
放射能に関する勉強会を行いました。

放射能から子どもを守る会・中野」の皆さんをはじめ
多くの方にご参加いただき
誠にありがとうございました。

新宿代々木市民測定所の勉強会では、
いつも皆さんに、検体をお持ちいただき
実際測定するところを見ていただくのですが

今回は、代表して
中野区新井からお越しいただいた方が持参された「土壌」を
測定させていただきました。

お持ちいただいた土壌は
マンションの雨水桝の中の土です。

土は、フタをあけても簡単には手が届かない
深さ1メートルほどのところにあるので
(写真では浅く見えますが)
採取するのも大変な作業です。

そしてこの土を、測定器AT1320aにセットして
測定してみた結果・・

セシウム134が 5,000Bq/kg (±1000)
セシウム137が 6,560Bq/kg (±1310)
合計 11,560 Bq/kg
 でした。

これだけ汚染が激しいと
土壌を測定器に入れて、測定をスタートした途端
パソコンに表示されるセシウム134と137のスペクトルの山が、
信じられない勢いで、ぐんぐん高くなっていきます。

1キロあたり、1万ベクレルをこえたこの土壌は
原発事故前だったら、明らかに法律違反物質です。

こんな危険なものが
福島から200キロ以上離れた東京のあちこちに
点在しているのが、
まぎれもない、今の現状なのです。。

 
※ 測定値は、統計的な確率計算により算出されたもので、測定条件や測定器個体によって結果が変動する可能性があります。掲載された測定値は絶対値としてではなく、ひとつの参考値として参照下さい。